今年度の全国高校野球選手権大会で栄冠を手にしたのは、沖縄尚学高等学校でした。沖縄勢の優勝は、2010年に春夏連覇した興南以来、15年ぶり2度目となります。 沖縄尚学の監督・比嘉公也さん(44)は朝日新聞のインタビューに対…
投稿者: 小関友愛
長崎原爆は小倉に投下されるはずだった 戦争を自身に引き付ける
編集部ブログ長崎市の平和公園で9日、長崎原爆犠牲者慰霊平和記念式典が営まれました。参列者らは、原爆が炸裂した午前11時2分に黙祷を捧げ、犠牲者を悼みました。 長崎の街を一瞬にして焦土へと変えた原爆は、小倉(現在の福岡県北九州市)に投…
ライダイハンを知っていますか ベトナム戦争の負の遺産と、戦時下の性暴力
編集部ブログ「ライダイハン」を知っていますか。今年は、ベトナム戦争終結からちょうど50年です。一国が南北に分断された戦争は、枯葉剤や地雷など多くの負の遺産を生みました。その中には、あまり目を向けられてこなかった悲劇があります。本稿で…
ジェンダーギャップ指数118位はそれほど悪くない? 男女平等に必要な多角的視点
編集部ブログ「(日本のジェンダーギャップ指数は)148か国中118位だと言われると、『そこまでではなくね?』という疑心を抱いてしまう」 タレントでコラムニストの小原ブラスさんによる、読売新聞オンラインに掲載されたコラムから引用しまし…
戦後80年を迎える沖縄 石破首相へのヤジと高まる不安
編集部ブログ6月23日、太平洋戦争末期の沖縄戦における組織的戦闘が終了してから80年を迎えました。最後の激戦が繰り広げられた沖縄県糸満市摩文仁(まぶに)の平和記念公園では「沖縄県全戦没者追悼式」が営まれ、石破茂首相や衆参両院議長らが…
芥川賞作家・鈴木結生さんに聞く【後編】 「文学は、文学好きだけが楽しむものだったら面白くない」
編集部ブログ第172回芥川賞を受賞した『ゲーテはすべてを言った』で注目を集める鈴木結生さんは、筆者の通う西南学院大学の先輩です。大学のイベントなどでかねてより交流があったことから、作品の背景や文学を愛する人として思うことについて、伺…
芥川賞作家・鈴木結生さんに聞く【前編】 「作家になってから、加速度的に本が増えていきました」
編集部ブログ第172回芥川賞を受賞した『ゲーテはすべてを言った』で注目を集める鈴木結生さんは、筆者の通う西南学院大学の先輩です。大学のイベントなどでかねてより交流があったことから、作品の背景や文学を愛する人として思うことについて、伺…
公式確認から69年の水俣病 「解決」や「教訓」とは何か
編集部ブログ水俣病の公式確認から69年を迎える5月1日、熊本県水俣市で犠牲者慰霊式が行われ、浅尾慶一郎環境大臣らが出席しました。水俣病の犠牲となって亡くなられた全ての生命に慰霊の祈りを捧げ、環境再生・創造を誓うために開かれたものです…
「共通の敵」は本当に不正義なのか 映画「ウィキッド」から米国DEI廃止政策と世界の分断を考える
編集部ブログ先日、アカデミー賞のあらゆる部門にノミネートされた映画「ウィキッド ふたりの魔女」を観ました。実力派俳優シンシア・エリヴォと、世界的ポップスターアリアナ・グランデの歌声に圧倒される、素晴らしい作品でした。 名作小説「オズ…
狙われるジャーナリスト 民間人の犠牲を生み出す「対テロ」戦争
編集部ブログ朝日新聞は3月25日の朝刊で、パレスチナ自治区ガザで同紙の通信員を務めてきたムハンマド・マンスールさんが死亡したことを報じました。イスラエル軍が軍事作戦を再開した3月18日以降、ガザで暮らす人々はまたも命の危機に置かれて…