日本での5年間の修行を終えた真美さんは、1997年、のちに夫となるガテラさんとともにルワンダで義肢製作所を立ち上げます。 渡航前、真美さんの頭にこびりついていたのは、大虐殺で犠牲になった人々の遺体が山積みにされている映像…
投稿者: 岡本朱里
現実逃避から始まった人生の転機−−ルダシングワ真美さんが歩んだ道【前編】
特集記事 編集部ブログみなさんは、「ルワンダ」という国を知っていますか。 アフリカ大陸の中央部に位置するルワンダは、「千の丘の国」と呼ばれるほど緑豊かな丘陵が広がる国で、マウンテンゴリラの生息地としても知られています。1994年にはジェノサイ…
走って見つけた、東京の「自転車にやさしい」道
編集部ブログ通勤や通学、買い物など、日常生活における移動手段として自転車を利用する人は少なくありません。筆者も高校生の頃は通学に使っており、また日頃の移動にも重宝していました。上京後は、都内での短距離移動の際にシェアサイクルを活用し…
沈黙を選ぶということ 「黙秘権」はあるのに使えない?
編集部ブログ「黙秘権」は、憲法第38条および刑事訴訟法によって明確に保障されている権利であり、「何人も、自己に不利益な供述を強要されない」と定められています。かつて自白が重要な証拠とされていた時代には拷問などによって供述が強要され、…
痛みがなければ母になれない? 無痛分娩と「痛みの意味」を考える
編集部ブログ「お腹を痛めて産んだ子」「痛みに耐えてこそ母になれる」 出産をめぐり、こうした言説が今もなお強い影響力を持っています。出産の苦しみを通じて新しい命の尊さを実感すべきだという考え方は、多くの場面で当然のことのように語られて…
AI時代に問う 人間は技術とどう向き合うべきか
編集部ブログ近年、人工知能(AI)の技術が飛躍的に発展しており、私たちの暮らしを根本から変えつつあります。こうした状況の下で、アメリカではAIに関する政策をめぐり、開発を加速させるべきだと主張する「加速派」と、人類への影響を考慮して…