15日、新聞週間が始まった。今年は、新聞と権力との距離を考えさせる出来事が多かった。 例えば、賭けマージャン問題。緊急事態宣言が出ている中、黒川弘務・東京高検検事長と朝日新聞社員(元記者)と産経新聞記者2人が賭けマー…
投稿者: D I
日雇い労働者を支える「一杯のかけうどん」
編集部ブログ大阪市西成区にある日雇い労働者の街・あいりん地区。日本最大の「ドヤ街」で暮らす人々の暮らしは、コロナ禍の今、きわめて厳しい状態に置かれている。 「日雇いはもうほとんどないですね。一週間に1日とか2日とかそんくらいですね」…
「Qアノン」現象に気をつけろ!
編集部ブログ「米国の政財界や主要メディアは「影の政府」に牛耳られており、それに闘いを挑む救世主に選ばれたのがトランプ大統領である」 これは熱狂的なトランプ派の陰謀集団「Qアノン」の主張である。 熱狂的なトランプ派の個人やグループが2…
安倍政権と池田政権の「ヒズミ」
編集部ブログ28日、安倍晋三首相は、持病の潰瘍性大腸炎が再発したことを理由に辞任を表明した。7年8ヶ月の歴代最長政権は突然の幕引きとなった。 現行憲法のもとで病気を理由に退陣した首相は、安倍首相を除いて4人いる。そのうちの1人は「…
「短い夏休み」の終わり
編集部ブログ新型コロナウイルスの影響で夏休みを短縮した多くの学校で、2学期が始まりつつある。私が暮らす自治体の小中学校も23日が夏休み最終日だ。 私はアルバイトで学童保育のスタッフをしている。その為、バイト先の小学生からはよく以…
コロナ禍、新聞の役割
編集部ブログ6日、日本新聞協会はコロナ禍でのメディアが提供する情報の信頼度に関する調査結果を発表した。 そこでは、新聞を「信頼できる」、「やや信頼できる」と回答した人は合わせて69.5%に上り、全メディアの中でトップだった。さら…
オカルトブームに気をつけて!
編集部ブログ本日の朝日新聞朝刊「文化の窓」に「語り継ぐ 学校の怪談」という記事が掲載されていた。この記事には、民俗学者、文芸評論家等々の学校の怪談に対する考察が記されていた。 「学校の怪談」と聞いて思い出すのは1974年のオカル…
「#大学生の日常も大事だ」を考える
編集部ブログ「小中高が良くて、ディズニーが良くて、夜のお店が良くて、大学はダメなんですか?」 「何故大学生だけは1年間オンラインなのか、友人に会うことも叶わず毎日pcを見続ける日々、気が滅入っています」 上記の発言は、「#大学生の…
神戸市の無料オンライン個別指導は惜しい
編集部ブログ神戸市は新型コロナウイルスによる長期休校で生じる教育格差の拡大を懸念して、新たな取り組みを始めた。生活保護や就学援助を受ける家庭の中学3年生を対象に週1回50分、無料でオンライン個別指導を行うというものである。講師は市…
「日本人スゴイ論」に気をつけて
編集部ブログ4日、麻生太郎財務相は参院財政金融委員会で、日本の新型コロナウイルス感染症による死者数が少ない理由として「民度のレベルが違う」と自説を展開した。 麻生財務相ほど露骨ではないものの、ワイドショーに出ているコメンテーター…