紫外線対策もほどほどに

昨日、埼玉県熊谷市で史上最高となる41.1度が観測されました。これを受けて各紙はこの話題を大きく取り上げています。気象庁は同日の緊急記者会見で「命の危険がある暑さ」と述べています。実際、熱中症の症状を訴える人は多く、読売新聞によれば、搬送者は全国で2594人にのぼっています。

ですが、多くの人は暑いから外に出ないでおこうとはならないと思います。通勤や通学、買い物などでの外出を暑さだけを理由に控えるというのは難しいのが現状です。そのうえ、女性にとって厄介な天敵がもう一つあります。紫外線です。

気象庁のホームページには時間ごとの紫外線解析分布図が掲載されています。このグラフを見れば、どの程度の対策が必要か、どの時間帯に出かけると紫外線が少ないのかを確認できます。通勤や通学の時間は変えられませんが、買い物に行く時間は変えられそうです。

それでも、自分で「日焼けしたな」と実感することが多々あります。私は、日焼け止めを全身に塗り、外出時は必ず日傘を持ち歩いています。また度々、カーディガンを着ています。ただ、この夏に長袖を着ていると、相当の汗をかきます。同じような悩みをもつ女性は多いのではないでしょうか。

いくら紫外線対策が大切といっても、厚着をすると熱中症のリスクも増します。たしかに、「命の危険のある暑さ」なのですから、紫外線対策も「ほどほど」が好ましいのでしょう。分かってはいるのですが。

参考記事:
24日付 朝日新聞朝刊 (13版) 1面  「「災害級」41.1度」
同日付 読売新聞朝刊 (13S版) 1面 「熊谷41.1度 史上最高」