注目していたもう一つの「決戦」

本日の新聞各紙は、自民党が圧勝したことを報じていますが、筆者は10月に入ってから、もう一つ別のことに注視していました。しかしそれは、残念な結果に終わりました。

日本シリーズへの挑戦権をかけたプロ野球クライマックスシリーズ(CS)。筆者が応援していたパ・リーグ3位の東北楽天ゴールデンイーグルスが、リーグ優勝した福岡ソフトバンクホークスに敗れ、シーズンが終了しました。ファンとしては、今年は夏ごろまで首位を突っ走っていただけに、悔しさの残る1年でした。

CSは2004年から2年間、パ・リーグが実施していたプレーオフ制度が土台になっています。それまでは優勝チームが決定してしまうと、個人の記録以外得に盛り上がらない消化試合をできるだけ無くすことを目的として行われていたトーナメント方式です。2007年からセ・リーグでも導入されることになり、両リーグで同一の開催方式とルールで催されています。CSを勝ち上がったセパそれぞれのチームが「日本一」をかけて日本シリーズで戦うことになります。

ですが、「日本シリーズの価値が薄れる」と、CS廃止や改正を訴える人は少なくありません。現行の制度だと、年間143試合もあるシーズンの勝率が5割以下でも、優勝チームと勝ち数にかなり差が開いても、日本一になれるチャンスが生まれるからです。

さらに、日程の問題もあります。甲子園で行われた阪神対横浜戦は、雨天で球場のコンディションが悪い中、試合が行われましたが、まさに「泥仕合」。日程に余裕がないため、試合を強行した結果でした。また、パ・リーグを優勝したソフトバンクは、10日以上も試合がなく、決定打を欠いたり、守備やバントのミスが出たりして、直前まで試合があった楽天と、実戦勘の差が表れた結果にもなりました。

それでも筆者は、CSはあるべきだと思います。なぜならプロ野球は興行です。チケット収入やグッズ売り上げなど、かなりの収入が見込めます。そして、CSがあることが、とても盛り上がるのです。優勝できなくても、シリーズ進出のため、シーズン最後まで応援することができます。CS自体も、短期決戦ならではの面白さもあります。

今日のセリーグCSでは、リーグ3位の横浜が日本シリーズ進出へ王手をかけました。下剋上となるのか、注目です。シーズンが終了した各チームも、早稲田実業の清宮幸太郎選手をドラフトで指名するのかといった楽しみがあります。まだまだ野球ファンとしてニュースから目が離せそうにないです。

参考記事:

23日付 朝日新聞 15版 13面(スポーツ) 「役者そろった タカ突破」

同日付 読売新聞 14版 15面(スポーツ)「完勝 タカ突破」

同日付 日本経済新聞 12版 21面(スポーツ) 「タカ3連勝 CS突破」