今年も受験シーズンがやってきました。今月17、18日には全国で大学入学共通テストが行われ、下旬からは私立大学の一般選抜の実施が本格化します。
筆者が通うキャンパスでも、構内に試験会場の案内が設置されるなど、受験期特有の緊張した空気感が漂っていました。
筆者も4年前に受験のために札幌を訪れましたが、雪国ならではのトラブルも少なくありませんでした。
今回は、自身の経験とともに、雪国での受験の際の注意点をお伝えします。
◯突然の帯広行きの可能性
22年2月下旬、国公立大学の前期日程を目前に控えた札幌は、例年にない大雪に見舞われました。
筆者は2日後の試験に向けて23日に広島空港から新千歳空港行きの飛行機に搭乗しましたが、「悪天候のため羽田空港もしくは帯広空港に向かう可能性がある」とのアナウンスに耳を疑いました。羽田-新千歳間は便数も多いですが、帯広空港から札幌駅までは特急とバスで片道3時間以上かかるうえ、大雪で陸路が通常通り機能しているとは思えなかったからです。
幸いにも心配は杞憂に終わり、飛行機は無事に新千歳空港に到着しました。
◯JR運休、600人超が空港で夜を明かす
ただ、空港からの移動は空路以上の混乱状態にありました。
通常であれば新千歳空港駅から札幌駅までは快速列車で40分ほど。本数も十分にあるため移動に困ることはありません。
しかし、連日の大雪のためJRは運休。札幌行きのバスには長蛇の列ができていました。
慌てて行列に並びバスに乗りましたが、道路は雪のため大渋滞。普段なら90分ほどの道のりを3時間半ほどかけてゆっくりと進みました。
筆者は幸いなことにバスに乗ることができましたが、空港では移動手段を失った3000人超が足止めされ、600人以上が空港で夜を明かしました。その中には多くの受験生も含まれていたことでしょう。
どうにか札幌市内のホテルにたどり着いたのは夜8時頃で、当初の予定より6時間ほど遅れていました。
雪国での受験の際は、交通機関が麻痺する可能性も考慮し、少なくとも2日前には現地入りすることが望ましいでしょう。
◯足元に注意
受験当日、試験会場までの移動の際も注意が必要です。
道路に降り積もった雪は、気温が下がればツルツルの凍結路面に、気温が上がればぬかるみになります。
靴が濡れるとテストに集中できないでしょうし、転倒して手を怪我してしまえば答案を書くことにも支障が出かねません。
防水性や防滑性に優れた冬靴を予め用意し、事前にある程度履き慣れておくことがおすすめです。
防寒着選びも大事ですが、冬靴選びはそれ以上に重要だと筆者は考えています。
多くの受験生にとって大学受験は人生の大きなターニングポイントの一つでしょう。試験に集中するためにも、事前の準備を万全にしておくことが、特に雪国においては重要です。
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