9月末、筆者は1300年の歴史を誇る古都・奈良を訪れました。お目当てはなんといっても大仏さま。「知慧と慈悲の光明を遍く照らし出されているほとけ」という意味を持つ盧舎那(るしゃな)仏を一目見ようと、東大寺に足を運びました。…
投稿者: 島﨑恵茉
「宿泊料は、あなたの物語」ブックホテルでサステナブルな暮らしを考えた
編集部ブログ「当ホテルは、宿泊料は頂戴しておりません。その代わりにお願いしたいのは、あなたの『大切だったけれど手放す時が来たもの』についての物語。部屋に設置されたノートに、その物語をしたためてください」。 東京都目黒区にある環境配慮…
世代を超えた音楽を聴いて考えた「繋がり」のかたち
編集部ブログ1日およそ3.7時間。ある会社が調査した「耳のすきま時間」(耳が空いていて何かを聴ける時間)の平均です。 筆者は無類の音楽好き。音楽配信大手スポティファイの年間視聴時間は500時間にもおよびます。 先日、自動再生機能を利…
「物流2024年問題」に直面した引っ越しピーク 現場の様子は?
編集部ブログトラックドライバーの時間外労働時間の規制で労働力不足が懸念される物流2024年問題に直面してから、この4月で1年が経ちました。「2024年」の影響を直接受けた初めての転居シーズンも、ようやく峠を越えました:。 例年、引っ…
保育現場に広がるスキマバイト 実態は?
編集部ブログ先日、「スキマバイト」をしようと単発バイトの仲介アプリを開くと、珍しい求人を見つけました。 「放課後等デイサービス支援補助スタッフ募集!」 注意事項の欄には「資格の保有がない場合でも明るく真面目な方でしたら歓迎いたします…
アパレル産業の担い手を尋ねる③身体に害のない異物「コンタミネーション」とは
編集部ブログ連載「アパレル産業の担い手を訪ねる」の第3回は、綿の加工後に残留する付着異物「コンタミネーション」を切り口に、日本の繊維・アパレル産業の構造を掘り下げます。 綿から糸を作るために インドのタミルナードゥ州に…
アパレル産業の担い手を尋ねる②種子栽培をめぐる問題と児童労働の現状を探る
編集部ブログ連載「アパレル産業の担い手を訪ねる」の第2回は、インドのテランガナ州にある都市ガドワルの綿花農家から、「オーガニックコットンをめぐる問題」と「積み残された児童労働」について考えます。 積み残された児童労働 …
アパレル産業の担い手を尋ねる①問われるファストファッション生産
編集部ブログ心地よい風が肌を撫でた。一面に広がるコットン農場で、背丈およそ30cmの綿の木が根元からわさわさと揺れている。耕された柔らかい土を踏みしめながら辺りを見回すと、淡く広い空の下、みずみずしい草木と赤茶色をした肥沃な土が縞模…
もうすぐ夏休み 夏期休暇をめぐる問題とは
編集部ブログ「夏休み廃止されたら教師辞めるよ。教頭でも辞める。」 X(旧twitter)に投稿された、率直な思いから始まる呟き。5万以上の「いいね」が集まり、1万回近くリポストされました。引用されていた共同通信の見出しは、次の通りで…
十年一昔-『自分のアルバム』と政治資金
編集部ブログ先日、衣替えをするため夏服を探していると、表紙に「二分の一成人式『自分のアルバム』」と書かれた分厚いファイルを見つけました。 「二分の一成人式」とは10歳の節目を祝う小学校4年生の学校行事です。保護者を招き…