『茶色に守られた安心、それも悪くない』 フランスで100万部を超えるベストセラー作品「茶色の朝」に出てくる言葉です。この寓話は、茶色以外の猫を取り除く法律を政府が作ったことを機に、最後には世の中のものはすべ…
政治
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岩国で見た現実 「騒音」のイメージに乖離も?
編集部ブログ誰かが被害者にさせられる、このロシアンルーレットに参加させられている感覚は子どもの頃からずっとあって。(上間陽子) 8日付の朝日新聞「折々のことば」で紹介された一節です。沖縄生まれの上間さんが米軍基地を表した「ロシアンル…
空前の「選挙イヤー」 民主主義国家を試す
編集部ブログ今年のお盆休みはいつになく慌ただしいものとなりました。 8日には南海トラフ地震の臨時情報が出され、東海道新幹線の一部区間で徐行運転が行われるなど、列島に緊張が走りました。 その6日後には、岸田首相の退陣表明という政界を揺…
【トランプ氏暗殺未遂事件】隣国・カナダはどう報じる〜大統領選への影響は〜
編集部ブログ今月13日に米ペンシルベニア州で演説中のトランプ前大統領が銃撃されたことは衝撃的なニュースでした。 20歳の容疑者はトランプ氏の演説会場から120〜150メートルほど離れた建物の屋根から銃撃を加えました。トランプ氏は右耳…
根拠に基づく政策形成(EBPM)とは何か
編集部ブログ日経新聞が、17日付朝刊から「エビデンス不全」と題した特集を始めました。ここでは、政府や自治体が実施する政策の中には、曖昧な根拠のまま打ち出されたものもあり、無駄につながっているとの指摘がなされています。 そんな中、昨今…
政治は選択肢を示せるか
編集部ブログ時が経つのは早いもので、すでに7月中旬に。2024年も折り返し地点を過ぎました。 しかし、世界的な「選挙イヤー」はまだまだ話題に事欠きません。4日にはイギリス下院総選挙が、7日にはフランス国民議会選挙の決戦投票が行われま…
過去最多56人が立候補した都知事選 街頭演説を聞きに行きました
編集部ブログ昨日、東京都知事選挙が終わり無所属現職の小池百合子氏(71)が3期目の東京都知事に就任しました。有力候補者と報じられた前安芸高田市長の石丸伸二氏(41)や前立憲民主党参院議員の蓮舫氏(56)は及びませんでした。今回の都知…
情報との向き合い方で考えたいこと~東京都知事選に向けて~
編集部ブログ東京の未来をかけた都知事選挙。織姫と彦星が年に1度だけ会えるとされる七夕の日、1週間後の日曜日に開かれます。 今年の候補者は、56名。過去最多とされる人数が立候補をしています。 「小池氏、無党派深掘り 蓮舫…
揺らぐ民主国家 つけ入る強権国家
編集部ブログ今年は、多くの国と地域で大統領選や議会選などの重要な選挙が行われる世界的な「選挙イヤー」です。 今月上旬にはインド総選挙の開票や欧州議会選挙が行われ、7月にはイギリス下院の総選挙が、11月には世界中が注目するアメリカ大統…
韓国に次いで出生率の減少が大きいカナダ 問題視されていることとは
編集部ブログ今月5日に厚生労働省が発表した2023年の人口動態統計調査の結果により、「合計特殊出生率」と「出生数」どちらも過去最低を更新したことが分かりました。1人の女性による一生の間の出産数を示す「合計特殊出生率」は1.20でした…