リクルートスーツも無料で借りる時代へ!?

最近、様々な分野で定額制レンタルサービスが広がっている。オシャレを楽しみたいという若者のニーズを満たすもの、学生の事情に合わせた企画など様々だ。

 

 今朝の読売新聞朝刊を見ると、着る機会が少ない服を買うのはもったいない、インスタグラム(画像共有サービス)に投稿するので同じ服まで着られないといった価値観にもマッチするようだとある。

 

 

詳しく調べてみると、興味深いサービスが見つかった。高級ブランドバックが月額6800円で使い放題というサービスだ。取扱ブランドはエルメスやシャネル、プラダなど、女性が憧れるハイブランドが揃っている。利用方法はいたって簡単で、アプリで好きなバッグを選ぶだけで登録した住所に送られてくるそうだ。

借りていたバックを、万が一傷をつけてしまっても問題がない。利用者は年々増えており、今までファッションにお金をかけていた分を、趣味や健康などに投資する流れもあるようだ。

 

次に紹介したいのは、就活生向けの「カリクル」というサービスだ。リクルートスーツを完全無料で借りられるというもので、採寸会に参加すれば就職活動が終わるまで返却は不要だという。提携企業の広告費や協賛費で運営していることから、無料レンタルが実現しているそうだ。

就活真っ最中の筆者だが、想像以上にお金がかかることを痛感している。バイトに割ける時間も減り、交通費や食事代など想像以上に出費がかさむ。

負担が多い学生だからこそ、このようなサービスは本当にありがたい。浮いた分のお金を情報収集に必要な書籍代に充てたり、効果的に使ったりできそうだ。

 

必要な時に必要なモノをレンタルし、必要がなくなったら解約する。モノの「所有にこだわるより、使う」という時代になってきているのだ。大量生産大量消費の日本にとって、シェアリングエコノミーやサブスクリプションサービスの普及が循環型の社会に繋がると思う。

 

レクサスHP:https://laxus.co/

カリクルHP:https://caricuru.jp/

2019年6月22日付読売新聞「パーティードレス 広がるレンタル」:

https://www.yomiuri.co.jp/life/20190620-OYT1T50278/