知らぬ間に電車内で迷惑をかけている・・・?

 

 

日中の気温が28~30度になる日が続いている5月中旬。たとえ朝が肌寒くても、昼になれば汗ばむので、出勤や登校の際の服装に悩んでしまいますよね。体温調節の難しい季節だからこそ、気をつけなければならないことがあります。

私は普段、自転車で登校しますが、ちょっと遠出をする際は電車を利用します。頻度は月に多くて8回ほど。だからこそ、どうしても気になってしまうのが「電車内の体臭」です。時間帯によっては満員電車に乗りますが、人との距離が近いとより実感します。

電車に関するストレスを調査したデータがありましたので紹介します。

(https://news.mynavi.jp/article/trainsurvey-16/ マイナビニュースより引用)

 こちらは、列車で通勤するマイナビニュース会員812名を対象にした、電車内のストレスを調査し、グラフ化したものです。1位は「車内の混雑」、2位は「乗客のマナー」、そして4位には「におい・騒音」がランクインしています。この「におい」には、体臭の他に「たばこ」「香水」も含まれています。

そもそも、不快な体臭はなぜ発生するのでしょうか。これは大きく分けて「生活習慣」「遺伝」が挙げられます。1つ目の「生活習慣」は、日々のストレスが原因で偏った食事を摂る、毎日お風呂に入っていない、洗濯物を十分に乾かしていないなどです。2つ目の「遺伝」ですが、体臭の病気で有名な「ワキガ」は、高確率で親から受け継がれます。

これらの対策として、まず重要なのは「生活習慣をしっかり整える」こと。そして、「朝にシャワーを浴びる」のも絶大な効果を発揮します。また、電車内のマナーとして、制汗剤や消臭剤を常に持ち運ぶことも必要でしょう。

自分の体臭は案外気付かないものです。私も以前、「なんか汗臭いよ」と指摘されたことがありました。それ以来、制汗剤を常備しています。今は「スメルハラスメント」という言葉もある時代。一度、家族や友達など身の回りの方に確認してもらうといいのではないでしょうか。

参考記事:

15日付 読売新聞朝刊 13版15面「悩み別 制汗のススメ」