羽生結弦選手に引き続き、小平奈緒選手がスピードスケート500メートルで五輪新記録を出し、金メダルを獲得しました。
読売、朝日、日経の各紙が一面で報じ、スポーツ欄でも大きく扱われています。
記事からは、小平選手の努力家で真面目な人柄が伝わってきます。
銀メダルを獲得した韓国の李相花選手と抱き合い、お互いの健闘をたたえあう写真からは真のスポーツマンシップを感じます。長年の宿敵同士の二人は良い友人でもあるそうです。
「支えてあげようという気になる魅力がある。」
その言葉に小平選手のアスリートとしての大きさを感じます。
私は小学校まで水泳、高校までバスケットボールと選手側でした。大学でボート部のスタッフとなり、初めて「支える側」の立場に立ち、分かったことがあります。
サポートする人は、自らの努力が直接評価されることはありません。選手が結果を出して初めて報われます。だからこそ、「支えたい」という気持ちが重要になります。積極的な気持ちによって真に選手に必要なサポートができるようになります。
「支えたい」という気持ちになる選手は、人一倍の努力をする選手です。人が見ていないところでも手を抜かず、ストイックに競技に向き合う姿に寄り添いたいと思います。そして、選手はサポートを受け、より競技に打ち込むことができます。
選手とサポートする側の相互協力があってこそ、スポーツでは勝利を手にすることができるのです。
「実際にメダルを手にした奈緒を見て、さらに喜びがこみ上げてきました。」
周りから支援を得られる人になることはスポーツだけで必要なわけではありません。他人の協力を得なければ、成し遂げられないことは多くあります。
小平選手のように、誰よりも努力をし自然と周りがついてくる人でありたいと強く思います。
参考記事:
各紙 「スピードスケート小平 金」関連面