情報との向き合い方で考えたいこと~東京都知事選に向けて~

東京の未来をかけた都知事選挙。織姫と彦星が年に1度だけ会えるとされる七夕の日、1週間後の日曜日に開かれます。

今年の候補者は、56名。過去最多とされる人数が立候補をしています。

 

「小池氏、無党派深掘り 蓮舫氏は現役世代に的(都知事選2024)各陣営の戦略鮮明に 石丸氏、SNSで訴求/田母神氏は若者を重視」(30日日本経済新聞)

「東京都知事選挙は小池百合子氏が先行、蓮舫氏と石丸伸二氏が追う展開…読売情勢分析」(30日読売新聞オンライン)

「東京都知事選、追加公約の発表やAI活用 終盤戦へ動き佳境」(29日朝日新聞デジタル)

 

最近の紙面には、都知事選の情勢を語る記事が多く見られます。

新聞、テレビ、SNS、広告など、私たちが情報を得る手段は実にさまざま。しかし忘れたくないことは、「得る情報は、あくまで数多にあるうちのひとつに過ぎない」ということです。

「目に見えるものが真実とは限らない。 何が本当で何が嘘か」。筆者の好きなドラマ「コンフィデンスマンJP」では、このようなタイトルコールがでてきます。広告を通して知るその人の顔も、テレビ画面を通して見る映像も、記者の言葉を通して得た情報も、実は氷山のほんの一片に過ぎないかもしれません。

目に見える情報を鵜呑みにするのではなく、自身でその情報を多角的に観察してみる。それだけで後悔しない選択に繋がるはずです。

「なんとなく知っている人だから、投票している。」

名の知れた衆議院議員の名前を口にしていた祖母に理由を聞くと、このように返答されました。それでいいのでしょうか。

自分の後悔しない決断とは何か。じっくりと情報と向き合い、考えてみてはいかがでしょうか。

 

参考記事:

30日付日本経済新聞 5面「小池氏、無党派深掘り 蓮舫氏は現役世代に的(都知事選2024)各陣営の戦略鮮明に 石丸氏、SNSで訴求/田母神氏は若者を重視」

 

参考資料:

読売新聞オンライン「東京都知事選挙は小池百合子氏が先行、蓮舫氏と石丸伸二氏が追う展開…読売情勢分析」2024年6月30日https://www.yomiuri.co.jp/election/tochijisen/20240630-OYT1T50051/

最終閲覧日:2024年6月30日

 

朝日新聞デジタル「東京都知事選、追加公約の発表やAI活用 終盤戦へ動き佳境」2024年6月29日https://www.asahi.com/articles/ASS6Y3PQ2S6YOXIE05HM.html

最終閲覧日:2024年6月30日