エアコンが壊れた!?

2023年7月10日(月)。東京をはじめ全国各地で猛暑日を記録し、そこには私の地元も含まれました。ただでさえ暑いのに、猛暑日ともなると参ってしまいます。そこで欠かせないのがエアコン。これなしで夏を乗り切ることはできないといっても過言ではないでしょう。しかし、よりによってこんな日に我が家に悲劇が起こるのです。

「リビングのエアコン、壊れちゃった」

寝ぼけていた私は、母親の言っていることが本当かどうか疑っていました。きちんと目を覚まして、エアコンの電源を入れると、何事もなかったかのように動きはじめました。なんだ、夢だったのか。そう思ってはみたのですが、携帯には仕事へ向かった母親からメールが。「エアコンついた?」どうやら夢ではなかったようです。母親が電源をいれたときに調子が悪かっただけなのかもしれない。そう思ってエアコンの方を見てみると、様子がおかしいことに気が付きました。

タイマー機能を起動した記憶はないのに、タイマーのところにはランプがついているのです。エアコンが吐き出しているは冷気ではなく、熱風でした。間違いなく故障です。幸い、私とペットの犬以外、家には誰もいなかったので、一時的に別の部屋に移動しました。しかし、ここからが問題です。家族が帰ってきたら、どこでどう過ごす?

リビングのエアコンが壊れたことでキッチンやダイニングも暑く、ご飯を作るのもゆっくり時間をかけて食べることも厳しくなりました。エアコンがある各自の部屋でなんとかするということもできましたが、電気代が高くついてしまうだけにはばかられます。結局、ご飯は基本的に弁当屋から買ってきたものを、食べるときは冷房を効かせた一部屋に集まることにしました。

もちろん、リビングほどの広さはありません。不便に感じますが、それがかえって家族が集う空間の心地よさを感じることに繋がりました。同じ部屋で1日の出来事やささいな雑談をする。最近、アルバイトや大学の授業で忙しかった私にとって、はからずも癒しの時間となりました。普段も、家族と同じような時間を過ごしてはいますが、小部屋にいることでそれをより強く感じたように思います。それと同時に家においてリビングが果たしている役割を再認識した気がします。故障したエアコンは、直る見込みがなかったため、新しいものに買い換えました。今週末、取り付けに来ます。

猛暑日が続く今日。熱中症や体調不良にも油断できません。日経新聞デジタルの記事によると、東京・墨田区内の薬局にはエアコンが効いたスペースが設けられており、水分補給もそこでできるといいます。もちろん、薬の処方箋を持っていない人でも利用可能です。区と地元薬剤師会によるプロジェクトで協力店は30店ほどあるそうです。

暑さで嫌になってしまっている、そこのあなた。いま涼める場所が増えてきています。そこで人との交流やつながりを楽しむのはいかがでしょうか。

参考記事

2023年7月13日(木)日本経済新聞デジタル

「電気代高騰、酷暑どうすごす 熱中症予防へシェルター」

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUF05C560V00C23A7000000/

最終閲覧:2023/07/14

 2023年7月10日(月)朝日新聞デジタル

都心36.5度、初の猛暑日 管内の搬送134人 9都県にアラート

https://digital.asahi.com/articles/ASR7B5SJ4R7BUTIL014.html?iref=pc_ss_date_article

最終閲覧:2023/07/14