「さっぽろ雪まつり」に行ってきた!

今月4日から、「さっぽろ雪まつり」が開催されています。73回目となる今回は、3年ぶりのリアル開催となりました。主会場は2つ。札幌の中心を東西に走る大通公園と、札幌有数の繁華街すすきのです。

筆者は、6日夜に、大通会場に行ってきました。

午後7時ごろに会場に着きましたが、すでにたくさんの人が楽しんでいました。天気は雪。風がなかったためそこまで寒くはなかったものの、ちらちらと雪が舞っていました。多くの人がダウンやコートをまとい、帽子や手袋を身につけている中、ミニスカートの女性の姿もありました。地元の人は軽装で、道外や海外からの観光客はスキーウェアのような格好をしている傾向があるようです。

札幌にもようやく活気が戻ってきたのでしょう。外国人の姿を多く見かけました。筆者の肌感覚としては、中国や台湾からの人が多かったでしょうか。中国語を頻繁に耳にしましたが、時々、英語や韓国語も混じります。

混雑緩和のためか、大通公園内は一方通行に。公園の北側と南側を走る歩道が、それぞれ西と東に向かうシステムです。非常に混雑していて、気をつけないと知り合いとはぐれてしまいそうでした。目の前の人が凍った路上で転倒した矢先に、迷子のアナウンスが遠くから聞こえてきます。雪が舞う冬の夜に大きなイベントを実施するのは大変なことだと、札幌の冬の厳しさを感じました。

「さっぽろ雪まつり」2023年2月6日 筆者撮影

一方で、札幌の夜空に浮かび上がる雪像は美しいものでした。会場には、市民が製作した比較的小規模のものから、企業の協賛で作られた中大規模のもの、プロジェクションマッピングを使った巨大な作品まで、さまざまな雪像が展示されていました。モチーフは、人気アニメマンガのキャラクターや最近発見された恐竜、札幌の歴史的建造物など、多種多様でした。

筆者は足を運ぶ機会はありませんでしたが、すすきの会場では氷像の展示をしていたようです。

北海道の冬の風物詩「さっぽろ雪まつり」。本州や四国、九州、沖縄にお住まいのみなさんも、一生に一度は訪れてみてはいかがでしょうか。今年の会期は11日までです。

 

 

参考

「さっぽろ雪まつり公式サイト」https://www.snowfes.com/(2023年2月8日 最終閲覧)