駅にいると聞こえてくる「ピーン・ポーン」という音。時には小鳥のさえずり音が聞こえてくる時も。一定の間隔で繰り返されるその音は「盲導鈴」と呼ばれ、視覚に障がいのある方に駅の改札口や建物の入り口などの位置を知らせるものだそう…

編集部ブログ
紙と電子版 時代とともに変化する辞書のかたち
編集部ブログ1955年5月25日に岩波書店から広辞苑の初版が刊行され、2025年で70年を迎えます。18年に刊行された第7版では約25万語が収録され、現在は電子版という形態でも提供されています。 電子辞書の出荷台数は0…
芥川賞作家・鈴木結生さんに聞く【前編】 「作家になってから、加速度的に本が増えていきました」
編集部ブログ第172回芥川賞を受賞した『ゲーテはすべてを言った』で注目を集める鈴木結生さんは、筆者の通う西南学院大学の先輩です。大学のイベントなどでかねてより交流があったことから、作品の背景や文学を愛する人として思うことについて、伺…
米国債は交渉カードたり得るか
編集部ブログ5月2日、テレビ東京の番組で加藤勝信財務大臣からこんな発言が飛び出した。米国債について問われると「カードを切るか切らないかは別」としつつ、「交渉のカードになるものは全て盤上に置き議論していくのは当然だ」とし…
別荘地だけじゃない 観光地、定住先としての軽井沢
編集部ブログ少しずつ気温が上がる今日この頃。夏の気配に心躍ると同時に、今年も猛暑が待っていると思うと身構えてしまいます。そんな夏の避暑地といえば、軽井沢を思い浮かべる人も少なくないかもしれません。筆者自身、軽井沢といえば避暑地ゆえに…
SusHi Tech Tokyo 2025 と日本のスタートアップの未来
編集部ブログ2025年5月8日から10日にかけて東京ビッグサイトで開催された『SusHi Tech Tokyo 2025』。筆者は最終日の「パブリック・デイ」に参加してきました。 広々としたホールには、無数の照明が取り付けられ、会場…
紫色のライトが伝えるもの 「見えない難病」に目を向ける
編集部ブログ昨日、5月19日は「世界IBDデー」でした。IBDは、腸を中心に消化管の炎症を繰り返す炎症性腸疾患のことを指します。世界中で啓発イベントが開かれ、IBDに対する社会の理解を深めたり、根治療法研究の必要性への認識を高めたり…
ゲーム理論とは? コロナ禍の買い占め騒動を考えました
編集部ブログ筆者は大学で経済学を学んでいます。新学年になり他学部の友達に時間割を見せると、「ゲーム理論」って何をするの、と聞かれました。経済学部の学生なら多くの人が学ぶであろうゲーム理論について紹介します。 自分の損得が自分の行動の…
韓国の政治葛藤とメディアリテラシーの不在
編集部ブログ2024年12月3日、当時の尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領は戒厳令を出しました。韓国では、過去の軍部政権による戒厳令によって多くの犠牲者が出た歴史があるため、「戒厳トラウマ」とも呼ばれる国民的な記憶があります。そのため…
広く長期的な視野でみる「少子高齢化」
編集部ブログ「少子高齢化」は、現代社会にとって非常に大きな問題です。厚生労働省によると、2023年度に生まれた子どもの数は、約72万人で、その前年に比べ、約4万人減少しています。こういった少子化を促進させている要因の一つとして、金銭…