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2009年10月29日

田中 早苗 弁護士 経歴はこちら>>

浅田真央選手の不振が心配(3/4)



 浅田選手は、音楽に合わせるために時間を使い、トリプルアクセルという大技の練習に時間を取られ、基礎的な練習に割く時間がなく、加点が伸びないという悪循環にはまっているのではないか。
 日本経済新聞(27日付)では、タラソワコーチが「一点豪華主義」でよかった旧採点法から抜け切れず、エッジの使い方など細かく見る新採点システムに合わせた振り付けになっていないと解説している。
 曲選定や振り付けの構成の問題、つまり、それを行うコーチに問題がありやしないか、と思えてくる。

 その点、安藤美姫選手がロシア杯で優勝、織田信成選手がフランス杯で優勝しているが、2人ともニコライ・モロゾフコーチに師事している。芸術性もあり、評点を勝ち取る構成、振り付けになっている。

 荒川静香選手は、タラソワコーチに師事していたが、タラソワコーチの元を去り、オリンピックで優勝したときは、モロゾフコーチに指導してもらっていた。

 ロシアのアレクセイ・ヤグディン選手も、2002年ソルトレイクシティオリンピックで金メダルをとったとき、コーチはタラソワコーチだったが、振り付けはモロゾフコーチだった。タラソワコーチは芸術性に秀でているが、芸術性にばかり目を奪われ、点の取れる構成で振り付けることが苦手なのではないか。

  →次ページに続く(逸材を生かす体制に)

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