2009年10月29日
| 田中 早苗 | 弁護士 | 経歴はこちら>> |
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また、ジャンプにはタイミングが非常に重要だと思うが、これらの曲はタイミングを取るのが相当に難しいと思う。ジャンプしにくい音楽なのではないか。
私の趣味はクラシックバレエだが、バレエは指揮者が踊り手のタイミングに合わせて、曲を早めたり遅くしたりしてくれる。つまり、音楽が演者に合わせてくれる。しかし、フィギュアは、録音された音楽を使わなければならないため、演者が音楽に合わせなければならない。
テンポのとりづらい曲であれば、曲に合わせる練習に時間を費やすことになるが、拍子のとりやすい曲であれば、簡単にジャンプのタイミングに合わせることができ、曲に合わせるための練習時間を他の練習に振り分けることができる。
また、構成の問題もある。浅田選手は、冒頭、トリプルアクセル(3回転半)から2回転の連続ジャンプを取り入れる構成にしている。20日付の読売新聞によると、大技を入れた構成は、一見高得点を狙う作戦に見えるが、3-3回転を軸に組み立てるキム・ヨナ選手と比べると、実は基礎点ではキム選手が少し上回るという。
それならば、あえて3回転半に挑まない方法もあるのではないか。
読売によると、17日のグランプリシリーズ第1戦・フランス杯で、キム選手が高得点を出した秘密は、個々の要素の「出来栄え」を示す評点の高さだという。
そのフリーで、浅田選手は3種類のジャンプで回転不足を取られるなど、大幅に減点されたそうだ。
→次ページに続く(「一点豪華主義」から抜けられない?)