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2009年12月17日

水木 楊 作家、元日本経済新聞論説主幹 経歴はこちら>>

「国債増発」大丈夫なの?(1/4)

 ある朝、わがつれ合いに突如、「こんなに国債出しても大丈夫なの?」と尋ねられました。

 普段は政治や経済のことなどにほとんどコメントがなく、せいぜい、「鳩山さんてかわいそう。お母さんからお金もらっただけで、あんなにワイワイ言われるなんて…」といった程度の感想しか漏らさない人ですから、驚きました。膨らむ国の借金は、ここまで危機感が浸透してきたということなのでしょう。

○金利3%で負担20兆円?

 「しばらくは大丈夫だよ。政府の負債と見合って、国民の資産があるから。貯蓄がある限り、国債は消化できる」と答えたものの、その貯蓄率そのものがかつての15%から最近は3%に下がってきています。国債を消化する胃袋が小さくなってきているから、無理やり発行すると金利が上がるかもしれません。

 もし、金利が3%くらいになったら、その負担だけで年間20兆円になるという試算もあるほどです。

  →次ページに続く(「坂の上の雲」から足元の花へ)

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